2025年5月23日
知財立国研究会では、2月26日・4月7日に再始動を記念した特別無料セミナーを開催いたしました
両セミナーとも会場参加の方やオンライン参加の方もあわせて、約70名を超える多くの方々に聴講いただきました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
この度、第三弾となるセミナー「アメリカの音楽著作権侵害訴訟の現状と今後の行方」を開催いたします。
今回より外部より専門家をお招きし、これまで以上に幅広いテーマに触れてまいります。
申込はこちらから ※会場参加
受付締切:7月3日(木)12:00
会員の方は無料、会員でない一般の方は1回5,000円でご参加いただけます。
年2回以上セミナー参加をお考えの方はご入会いただいたほうがお得ですので、是非ご検討ください。
【開催概要】
開催形式:会場参加&オンライン ※申込者に限り、期限付きアーカイブ配信有り
会場:三村小松法律事務所(東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館6階)
講師:安藤和宏 氏(東洋大学法学部教授)
参加費:会員 無料
非会員 5,000円
※非会員の方へはお申し込み後に振込先情報を記載したメールをお送りさせていただきます。
定員:会場参加 20名、オンライン100名(会場参加は定員を超えた場合抽選となります。)
※会場参加受付締切:7月3日(木)12:00
主催:知財立国研究会
協力:三村小松法律事務所
2014年のBlurred Lines事件(Williams v. Bridgeport Music, Inc., 2014 U.S. Dist. LEXIS 182240 (C.D. Cal. 2014))は、音楽スタイルや雰囲気の模倣が著作権侵害となりうるという、きわめて危険な先例を生み出しました。楽曲の類似性判断においては、原告・被告双方が依頼する音楽学者の証言が重視されますが、彼らは著作権法の専門家ではないため、その証言に過度に依存することには大きな危険が伴います。
本セミナーでは、メロディー(旋律)、ハーモニー(和声)、リズムといった音楽的要素の役割を確認しつつ、音楽スタイルや雰囲気の位置づけについても考察します。そのうえで、音楽著作権侵害訴訟のあるべき姿について、皆さんとともに考えていきたいと思います。
【講師プロフィール】
安藤和宏 氏
1963年生まれ、東京都葛飾区出身。
東京学芸大学卒業、フランクリンピアース・ローセンター(LL.M.)、ワシントン大学ロースクール(LL.M.)修了、早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程博士研究指導終了。高校教諭、音楽出版社の日音、キティミュージック、ポリグラムミュージックジャパン、セプティマ・レイ、北海道大学大学院法学研究科特任教授を経て、2011年4月からセプティマ・レイに復帰。
現在、東洋大学法学部教授。専門は知的財産法、音楽ビジネス論。博士(法学)。
主な著書として、『アメリカ著作権法』(弘文堂・2025年)、『エンターテインメント・ビジネス-産業構造と契約実務-』(リットーミュージック・2024年)、『よくわかる音楽著作権ビジネス基礎編(第6版)』(リットーミュージック・2021年)、『よくわかる音楽著作権ビジネス実践編(第6版)』(リットーミュージック・2021年)がある。
【プログラム】
18:30〜19:00 開場
19:00〜19:30 ご挨拶
19:30〜20:15 セミナー(講師:安藤和宏)
20:15〜20:30 質疑応答
20:30〜 懇親会 ※会場参加の方のみ
※プログラムの内容は予告なく変更となる可能性がございます。
【お申し込み方法】
申込はこちらから ※会場参加
受付締切:7月3日(木)12:00
お申し込み時にご登録いただいたメールアドレス宛に、後日視聴用のURLをお送りします